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RNO--7301
 平成30年 10月 本科生・聴講生 合同講座
【 第14代横綱審議委員会(横審)委員長を終わって 】
  講師 前第14代横綱審議委員会委員長
   千葉大学名誉教授
        守谷 秀繁 先生
講演要旨・内容
 ・中学校2年のとき、噺家の柳家金語楼さんに手紙を出して、弟子入志願したが、
  「これからの噺家は、教養が必要です。まず大学に行きなさい」と返事。
 ・千葉育ちで、だいたいこの辺で、63年過ごしている。
 ・噺家にはならなかったが、話がうまい医者をめざす。

 ・横審になった理由
   横綱審議委員で人間国宝の歌舞伎役者、澤村田之助様を、治療中に相撲の話をしていたら、
   「横審になりませんか?、無報酬ですが・・・」といわれ、当時の北の海理事長への推薦で 
    委員になる。
 ・横審ができた理由
   そもそも横綱を任命していた大分の吉田司家が「免許」という一般的には免許皆伝と
  言われているような証書を発行していましたが、1950年1月場所の3日目までに、
  東富士、照国、羽黒山の3人が相次いで休場、横綱を粗製乱造しているとの非難を浴びる。
  吉田司家に代わるものとして、1950年にできたのが、横綱審議会。初代は、権威付けもあり
  元伯爵・貴族院議員酒井忠正氏が就任。私は、第14代委員長です。
 ・横審の仕事
   最大の役割は、横綱を推薦すこと。正しくは審判部が推薦するかどうかを協議し、推薦
  すると決めるとそれを理事会に上げ、可なら横綱審議委員会に上げ、最終的な判断を求める
  仕組み。
   推薦の内規は、① 品格、力量が抜群であること
          ② 2場所続けて優勝
          ③ あるいは、それに準じる成績を上げる
          ④ 品格については、日本相撲協会が別途規定する
   その他に、激励、注意ができる。朝青龍のときは引退勧告寸前までいったが、朝青龍から
  引退届がでた。
 
  年6場所後の月曜の夕方に両国国技館2階会議室での横綱審議委員会

  東京場所10日くらい前の、「横綱審議委員会稽古総見」
  稽古総見は入場料無料なので、お得。5月場所は、国技館
  
  東京場所中、1日だけマス席に招待される「横綱審議委員会場所総見」
  など。
 ・その他
  横審委員との交流
  相撲の歴史
  相撲界は案外しぶとい。断髪令、廃刀令を乗り越えた。
  スポーツ、神事をうまく使い分ける
  各横綱の話