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RNO--6571
 2017年 12月 聴講生講座
演題 【生き物の生態について】
  講師 千葉県中央博物館 主任上席研究員
   房総の山のフィールド・ミュージアム事業担当
      尾崎 煙雄 先生

講演要旨 
 私たちの身の回りには多様な生きものが暮らしています。というよりも、私たちは多様な生きものの一員として暮らしています。ですから身近な生きものについて知れば知るほど人生が豊かになります。また、危険な生きものについて無知であれば、痛い思いをしたり不必要に怯えたりします。ぜひ、生きものに関心をもち、一つでも多く知って欲しいおもいます。

講演内容
・千葉県の地理的特徴
 日本一低い山、森林率下から三番目
・生きものの生態について
 ふきのとう
 アケビ
 カンアオイ
 ヤドリギ〜樹上の寄生植物〜
 腐生植物(菌従属栄養植物)〜森のつながり〜
・危険な生物について
 千葉県に生息するヘビ(7種類)
 毒ヘビ対策
   油断しない、知らないヘビは触らない、ヤマカガシをあなどらない
   あると役立つポイズンリムーバー
 ハチについて
   日本産のハチ類は4000種以上、しかし危険なハチはごく一部
 ハチ対策
   巣に近づかない、とくに夏の終わりから秋は要注意
   「カチカチ」という威嚇音注意、手で追い払わず、屈んで静かにあとずさり
   黒い服、化粧品や整髪料の匂いは危険、団体ハイキングには殺虫スプレー携行
   あると役立つポイズンリムーバー
 ヤマビルについて
   酵素(ヒルジン)により血が止まらなくなる、毒や病原体はない
 ヤマビル対策
   房総丘陵での活動時期は4月から11月、長靴の足首に布を巻き塩水や忌避剤を使用
   地面に座らない、枝などにも注意
   あると役立つポイズンリムーバー
 マダニについて
   全国に分布、主に哺乳類から吸血、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を媒介
 マダニ対策
   山や草地では肌の露出を少なくする、虫除けスプレーは一定の効果はあるらしい
   咬まれたら自分で無理に取らず、医者に取ってもらう
   咬まれて1〜2週間の間に発熱、腹痛、嘔吐などの症状が出たら医者に相談
**ポイズンリムーバー
  毒液や毒針を吸引作用で抽出する器具です。医師の手当てを受けるまでの応急処置として必携品です。 《蛇や虫の危険な毒に、備えすぎの心配はない。》毒虫や毒蛇に刺されたり、咬まれた時は、直ちに体内に入った毒液や毒針を排出しなければなりません。「ポイズン・リムーバー」は毒液や毒針を吸引作用で抽出する器具です。キャンプなどアウトドアライフで、医師の手当を受けるまでの応急処置として必携品です。また、ご家庭にもお備えいただくと便利です。