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RNO--6568
 2017年 11月 本科生講座
演題 【世界経済・金融市場の展望】
  講師 野村證券 投資情報部
   チーフ・マーケット・エコノミスト
     木下 智夫 先生
講演要旨
 世界の拡大局面は2018年も継続すると考えられます。米国・ユーロ圏のっ景気好調が世界経済を索引する役割を果たすなか、新興国でも好循環が目立ってきました。そうした中で、今後の景気や金融市場の鍵となるポイントについてお話させていただくとともに、主要なリスク要因についても考察します。日本の景気や金融動向についての見方もご紹介させていただきます。
講演内容
・米国
 当面は景気の好調が見込まれる 
 株式、投信の価格上昇が家計の金融資産を押し上げ
 高水準の自社株買いが続く
 税制改革案の審議が順調に進む
 パウエル氏次期議長の下で緩慢なペースでの利上げを模索
・ユーロ圏
 比較的速いペースでの景気拡大が続く
 ECB(欧州中央銀行)が緩和縮小を発表
 欧州政治を巡るリスクは大きく後退
 イタリア総選挙を巡る政治リスクが2018年前半の欧州市場の焦点に
・アジア
 景気拡大基調が続く
 幅広い分野で輸出が拡大
 家計債務のダイナミズム
 為替安定、景気堅調の下で株価も堅調
・中国
 経済構造の転換が加速する可能性
 インターネットを通じた消費が爆発的に増加、世界一の水準に
 B-to-C(Business-to-Consumer 企業と個人・消費者間の商取引)を索引するのは「2強」
   Tmall(天猫)とJD(京東商城)
・新興国
 年初以降、多額の証券投資資金が流入
・日本
 フルタイム雇用者数の伸び率が急伸
 民間消費がついに勢いを取り戻してきた
 外食や海外旅行、自動車、衣料品等の消費が上向く
 物価はエネルギー価格以外は未だ弱い動き
 日本銀行の「長短金利操作付き量的・質的金融緩和
・世界経済を取り巻くリスク