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RNO--5618
 平成28年9月 本科生講座
演題 【 散歩道の植物 】
                                     植物研究家
                                 講師 福田 洋先生
 
「散歩の植物」の本の中から30点の植物についてスライドで、それぞれの名前の由来とか生育環境や特徴などを開設。更に①千葉県で絶滅が危惧されているヒメコマツの現状と取り組まれている対策 ②2009年に千葉県いすみ市で発見された新種イスミスズカケについて紹介。

1.マンサク     千葉市都市緑化植物園 まんず咲くがなまってマンサク、豊年万作
2.シナマンサク    同上    中国産のマンサク マンサクより大きめで色が濃い
3.フユイチゴ     市原市米沢の森 食べられる
4.カンアオイ     同上   寒葵 1キロ広がるのに1万年 
                 寒い時期に青々と 徳川家の葵の紋に似ている
5.ハラン       千葉公園 寿司の仕切りのギザギザ人造バランの語源
6.オオイネノフグリ  千葉市川井町 帰化植物 日本古来のイヌノフグリは少ない
7.フラサバソウ  市原市喜多 A.FranchetとP.Savatierの共著「日本植物誌」に掲載
8.ヤドリギ      市原市古都辺「奈良の大仏」近く ケヤキに寄生
9.ヒガンマムシグサ  南房総市鳥羽山 千葉県の固有種 3月に咲くので彼岸マムシグサ
10.マムシグサ     千葉市泉自然公園 5月頃に咲く
11.ウラシマソウ    千葉市野呂町 肉穂花序の附属体70㌢ 浦島太郎の釣り糸みたい
12.カタクリ      千葉市泉自然公園 氷河期の忘れ物 重要保護
13.ハナイカダ     市原市高田 葉の上に花が咲き、実もなる 雌雄異株
14.ハンカチノキ    千葉市青葉の森公園 中国西南部2000mでアルマン・ダビッド発見
15.キンラン      千葉市泉自然公園 菌根菌と共生
16.ギンラン       同上
17.ササバギンラン    同上
18.ヒトツバタゴ    千葉市青葉の森公園 別名ナンジャモンジャ
19.ユウゲショウ    千葉市川井町 帰化植物 実は朝化粧だった
20.ハマヒルガオ    長生村一松海岸 砂浜への車の乗り入れ防止で復活 
21.ベニバナ      長南町長福寺 山形ノベニバナのルーツは長南町から出たもの
22.スイレン      千葉市野呂町大池 これは園芸種、日本の自生種はヒツジグサ
23.キツネノカミソリ  泉自然公園 2~4光合成→5~7休眠→8花→9結実→10~1休眠
24.ヒガンバナ      同上   9花→10~4光合成→5~8休眠
25.バクチノキ     鴨川市大山不動尊 樹皮が剥がれて肌色になる
26.コスモス      千葉市富田町コスモス畑
27.ツリフネソウとキツリフネ 佐倉市 キツリフネ Impatiens nori-tangere L
28.ゴキヅル      木更津市馬来田「いっせんぼく」合器蔓
29.ホルトノキ     いすみ市日月神社平賀源内オリーブ(ポルトガルの木)と間違える
30.オニバス      神崎町天の川公園 最重要保護 絶滅危惧Ⅱ類
 ①ヒメコマツ    君津市清和県民の森 最重要保護 2014年の調査で生存80個体
              沼田眞氏「垂直分布帯の寸づまり現象」
 ②イスミスズカケ   茂原市在住の野口昭造氏発見
           ゴマノハグサ科クガイソウ属 学名は発見者の野口氏の名前を入れて           Veronicastrum noguchii K.Uehara K.Saiki&T.Andoと名付けられた。千葉県には約2800種の維菅束植物があるが、千葉県にのみ生育している種は
このイスミスズカケだけである。環境省のレッドリストでは「絶滅危惧IB類」として掲載。