Go Zitudai.HP
RNO--4824
 2015年 6月 聴講生講座
演題 〚赤十字運動について〛
  講師 日本赤十字社総合福祉センター 福祉事業部長 関口 忍 先生

講演要旨
 今の日本では、赤十字は病院や献血、災害救護などがイメージされますが、もとは戦時における保護の標章として150余年前に誕生しました。
 現在では、戦時の他に災害・飢饉における緊急支援や復興支援、平時の保険・医療・福祉やボランティア活動などでも目にするようになった赤十字のマーク。
 
 国際赤十字のしくみや国内外で展開する日本赤十字の活動を紹介しながら、赤十字運動とは何か、そこに込められた基本理念と、誰でもができる運動の実践についてお伝えしたいと思います。

講演内容
・赤十字の誕生
 およそ150年前、イタリア統一戦争の激戦地 ソリフェリーノの戦い
 回想録の中で以下の提案
 1 戦場で負傷した兵士を敵・味方の区別なく救護すること
 2 そのための救護団体を平時から各国に組織すること
 3 この目的のために国際的な取り決めを結ぶこと
・赤十字マークの2つの意味
 1 保護の標章
   白地に赤十字であれば、デザインや大きさに関わりなく有効であり、尊重
   基本は、腕章。前後左右からみれる
 2 表示の標章
   各国の赤十字社を表すマーク
・赤十字と同じ「赤新月」マーク
 イスラム教国のなかに、十字に抵抗ありことから
・国際人道法「ジュネーブ条約」
・国際赤十字の機関
・赤十字の基本原則
 人道 公平 中立 独立 奉仕 単一 世界性
・日本赤十字の創立
 西南戦争時の「博愛社」が「日本赤十字社」に
・日本赤十字社の活動
・赤十字運動の基本理念
 人間のいのちと健康、尊厳を守るため、苦痛の予防と軽減に努めます
 わたしたちは、赤十字運動の担い手として、人道の実現のために
 利己心と戦い、無関心に陥ることなく、
 人の痛みや苦しみに目を向け、常に想像力をもって行動します。