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RNO--4648
 2014年 12月 本科生講座
演題 【 首都直下地震に備える 】
  講師 千葉大学大学院工学部教授 山崎 文雄 先生
講演要旨
 現在わが国では、南海トラフkyと大地震や首都直下地震の発生が危惧されている。本講演では、内閣府が行っているこれらの地震に対する検討委員会の委員を務めている講師が、これらの地震の発生メカニズム、地震に対する揺れの強さ、津波、建物やライフラインの被害状況とその対策について解説する。

講演内容
1.地震発生メカニズムと日本の地震環境
 プレートテクトニクスと地震
 プレート運動と火山
 日本列島とその周辺の主な被害地震の震源域
 活断層調査
 最近の被害地震と次の装幀地震
 南海トラフ巨大地震の想定
2 津波と東日本大震災の教訓
 津波の高さ
 遡上津波力に関する大規模実験
 東北地方太平洋沖地震の震源モデルと津波シミュレーション
3地震の揺れと被害
 様々な地震加速度記録の比較
 東日本大震災による液状化
4 千葉県における地震・津波の歴史
 1703年元禄関東地震
 関東地震と房総半島の変動地形
 1677年延宝房総沖地震
 千葉県の地域特性と、地震被害想定の検討課題
5 首都直下地震に備える
 自助:自身や家族の身を守る
    住宅の耐震化、家具の固定、連絡手段の確認
    徒歩帰宅の練習、地震保険の加入
 共助:地域による助け合い(遠くの親戚より近くの他人)
    地域コニュニティを皆で守る
    自主防災組織、豪華訓練、日頃の見守り
 公助:国や自治体による支援
    発災時は基本的に頼らない(対応業務で手いっぱい)
    防災都市基盤の整備

まとめ
・地震、津波を科学的に理解する
・地域の災害の歴史を学ぶ、災害は必ず繰り返す
・ハザードマップに基づき地域の危険性を知る
 (ただし、想定外もあるので柔軟に)
・自助と共助で、家族と地域を守る