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RNO--4633
 2014年 11月 聴講生講座
演題 【 波の伊八・伊八会について 】
  講師 波の伊八研究家 當間 隆代 先生

講演要旨
 「波の伊八」の人物について
 「波の伊八」の作品と魅力
 作品の紹介 「伊八」作品の現状
 今後の「伊八」について私の夢
講演内容
 波の伊八
  江戸時代から、昭和にかけて房総半島を中心に五代にわたって、寺院の欄間や神社の
 向拝を彫った宮彫り一族。波を彫ることを得意としていたので「波の伊八」と呼ばれた。
  特に、初代の”武志伊八郎信由”は、19歳で鴨川市鏡忍寺祖師堂の飾りを彫り、その後
 73歳で亡くなるまで、数多くの作品を残した。
 作品
  初代”伊八”は、年齢とともに変化していく作風で、天才ぶりを遺憾なく発揮。
  行元寺の”波と宝珠”には、太平洋の荒波の波間に浮かぶ宝珠が掘られ、般若心経の
 「空」を波で表現していると言われている。
 現状
  農民、庶民のためだけに掘り続けられたため、現在まで日の目を見ること無く、
 房総半島の片隅に忘れ去られていましたが、多くは250年も風雨にさらされ、
 今保存しなければ、朽ち果てるのは時間の問題。
 今、何か保存の手を打たねば、これほどの文化財を後世に残すことはできない。