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RNO--4256
 2013年 12月 本科生講座
演題 【 千葉氏が残したもの 】
  講師 脚本・演出家  大川義行 先生

講演趣旨・内容

「千葉氏が残したもの」

 地方豪族として平安後期から両総に勢力をふるい、源頼朝の鎌倉幕府設立に多大なる貢献をした千葉氏。しかし、その政治的な地位は千葉市亥鼻に館を構えた常胤をピークに次第に低下の道をたどる。16世紀、支族・康胤による内乱後、城は佐倉に移り、やがて北条氏(小田原)についた千葉氏は天正18年滅亡した。
 しかし、千葉氏は数々の伝承を残している。今回は千葉氏の歴史を講ずるのではなく「千葉氏が残したもの」にスポットを当ててみよう。

1 千葉氏の伝承
 千葉市の市制施行80周年(平成13年)に上演した「ちばの川ものがたり(脚本・演出 大川義行)」から、羽衣伝説・御茶ノ水・君待橋などの伝承を紹介。
2 東氏と郡上八幡
 千葉氏は常胤の時代に各地に所領を得た。常胤六男は東氏を名乗り、岐阜県郡上の街作りに貢献した。また文学に優れ、「古今伝授」など和歌の普及に務めた。また、郡上の山奥には囲炉裏で東氏の「千葉の灯」を未だに絶やさない千葉孫兵衛老翁がいる。
3 千葉氏と三山七年祭
 千葉康胤の世継誕生を祝う祭りが今も残る。三山七年祭という。「ちばの川ものがたり」と実際の祭りを取材した平成3年の記録映画を見てみよう。