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RNO--3760
 2013年 1月 聴講生講座
演題 【 地球環境と動植物 】
  講師 中央大学理工学部教授  西田 治文 先生

講演要旨
 地球環境は常に変動し、生物はその影響を受けながら、その歴史を積み重ねてきた。
 一方で、生物の働きで地球の環境も大きく変化した。たとえば、光合成によって酸素が作られる様になる前の大気には、酸素がなかった。生物の歴史は40億年もあり、陸上に生物が登場したのは約5億年前である。
 現在、私たちの生活を支えている被子植物(花を咲かせる植物)は、1億5千万年程前に登場した。長大な生物の歴史の中で、ヒトの歴史はわずか20万年しかないのに、ヒトは環境を短時間で激変させ、生物の絶滅は、地球史第6の大絶滅の到来を予測させるほどに進んでいる。動植物以外の生物も含め、全生物の将来と不可分でないヒトの未来を、長大かつ広大な地球史の中に位置づけて考える。

内容
 陸上植物の分子系統
 過去の気候を知る
  1 酸素同位体比
  2 葉の化石から(相観解析)
    年平均気温と全緑率とは直線関係がある
 地上の生態ピラミッドと食物連鎖
 生態系の特徴