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RNO--3229
 2012年 5月 本科生 聴講生 同講座
演題        【 世界経済の現状について 】
  講師  三井住友信託銀行  投資運用コンサルティング部
                       加 藤  肇  先生

講演要旨

 最近の、新聞等で流れてくる経済の見通しは、どちらかと言うと暗い。予測には、強気と弱気があるが、日本を代表する経済紙の日経などは、弱気で悪いことがあれば、それを徹底的についてくる。バブルがはじけた頃、日経は不況だ、不況だと言っていた。日経の「不況キャンペーン」と言われたが,その結果、どんどん弱気ばかりになり、みんなの気持ちがそっちに行ってしまう。テレビや新聞は弱気を教えてくれる。今回は、そうじゃなくて、「こんなことがある」、「こんなふうに考えている人がいるんだよ」と言うことを、お話したい。

内容

1 ユーロ圏の現状について……次の戦略にうごきだしている。
  世界経済は緩やかに改善〜IMFの世界経済見通し
  仏大統領選挙、ギリシャ総選挙の結果について
  欧州の政府債務問題への対処のイメージ
2 アメリカ経済の底堅さについて……経済の好転
  米国企業の2012年1ー3月期決算速報
  2012年も業績拡大が予想される米国企業
3 日本はどうかについて……復興
  雇用の拡大が景気および日本株式の押し上げ要因に
  日銀が追加金融緩和を実施
4 根強い豪ドル需要について……5つの条件基準
  なぜ、豪ドルは人気か?
  ?先進国、高利回りであること、(自分と同じ価値判断であること)
  ?資源国であること。
  ?AAAの格付けであること。
  ?流動性が高いこと。(いつでも売れる、いつでも買える)
  ?資本規制がないこと。
  人気のブラジルーレアル、インドネシアールピアは?
5 中国の経済政策について……第12次5カ年計画をおさえること
  中国における消費需要拡大への期待