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RNO--1847
 2011年2月 聴講生講座
演題      【日本音楽と尺八】
  講師        都山流尺八楽会竹琳軒大師範  浜根 湲山 先生
               助演者       田辺雅美和 さん
講演要旨
1、日本音楽の起源と楽器伝来
  わが国に古来からある楽器は主に、?楽器の弦をはじいて音を奏でるも  の、?楽器に息を吹きかけて音を出すもの、?楽器をたたいて音を出すもの があるが、本日は?と?の楽器についてお話をする。
  千数百年前、日本にまだ文字がなかった時代、稗田阿礼がそれまで古くか ら言い伝えられてきたわが国の神話を語り部として表現したものを、古事記 として文字で表現した。それによると天照大神が天岩戸にお隠れになった  折、祭壇を設けお神楽のようなことをしたとされている。3世紀には歌や踊 りが行われていたことが伺える。また別の神話では、大国主命が都落ちする さい、身の回りの品として持ち出したのが、太刀、弓、筝(こと)であった と記されている。なぜ急を要する旅立ちに、筝が必要であったかというと、 筝は先祖のまつりごとや占いに欠かせないものであることが分かっている。
  雅楽がわが国で演奏されるようになったのは、1400年前、聖徳太子が 中国の唐の文化を取り入れるため遣唐使を派遣し、彼らが持ち帰ったものの 一つが雅楽である。その後、わが国に伝えられた雅楽は、宮中に仕える雅楽 士たちにより脈々と現在まで伝えられている。
  尺八も遣唐使により日本に伝えられた。平安末期までは、細々と演奏され ていたようだ。鎌倉時代になり、禅宗の僧 覚心により広められ、普化尺八 として寺の人だけに伝えられた。江戸時代になり、幕府の手厚い保護を受け
 た虚無僧により、日本全土に演奏して回られた。明治になり普化宗は廃止と
 なり虚無僧もなくなった。それに代わって一般の楽器とみなされ誰でも演奏 できるようになった。
  明治時代になると、西洋音楽が取り入れられ、日本音楽も民謡、童謡、歌 曲等広い分野で親しまれるようになった。
2、日本の音階                      略
3、尺八と筝と三絃について                略
4、実演
 ・師走のクリスマスソング  ・年の初めのためしとて  ・現在の正月ソ  ングほか