Go Zitudai.HP
RNO--1145
 2010年5月 本科生講座
演題      【 プロが教える株式銘柄の選び方 】
  講師    野村證券株式会社本店 法人営業部長 滝沢 俊彦 先生
講演要旨
○株式の価値はどうやって計ればいいか。
1 ファンダメンタルズ分析
  株式の本質的価値は、企業や経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件) から導き出されるという考え方
(1)トップダウン・アプローチ
  経済環境の見通し⇒有望産業の見通し⇒有望銘柄の選定
(2)ボトムアップ・アプローチ
  個別企業に対する調査分析⇒有望銘柄の選定
2 テクニカル分析
   過去の株価変動のなかから「型」(パターン)を抽出し、今後の推移を  予測しようという考え方
 テクニカル分析の前提
  ?チャートは市場の全ての要素を織り込んでいる
  ?価格の動きはトレンドを形成する
  ?歴史は繰り返す
○株価は次のような要因で決まると考えられる。
  会社の利益の増加⇒株価の上昇が期待される←金利の低下
  会社のりえきの減少⇒株価の下落が予想される←金利の上昇
  定率成長配当割引モデル 株価=一株当り配当(利益)÷[(金利+リス  クプレミアム)−利益の成長率]
○株価と企業の収益動向                    略
○景気、金利、業績の循環と有望なセクターとの関係       略
○足元の日本の企業収益と株式 NOMURA400企業収益見通し   略
○株価が先に減益を織り込む リーマンショック後の事例     略
○長期的な見通しの考え方
 供給能力×投入量=需要数量×需要単価
○世界のファンダメンタル                   略
○中期的な成長                        略
○日本の企業収益と株式 企業収益の今後の動向         
  2009年度から2011年度にかけての利益成長を牽引するのは製造業 である。昨年6月と比較すると、利益水準が上がってきており、主力製造業 の多くが過去のピーク利益比で80%近い水準まで利益が回復することが見 込まれる。
  主要先進国のなかで比較すると、日本はエマージング諸国への輸出の比率 が高い。今後もエマージング諸国が成長する過程で、その恩恵を最も受けや すい国としての評価が高まることが考えられる。
○成長分野と株価
  例えば日本は世界でも優れた環境技術を有する企業が多い。過去、社会イ ンフラの枠組みの変化にあわせた優れた技術開発で大きな飛躍を遂げた企業 も多く、今後は米国をはじめとする世界的なかんきょうインフラの開発を契 機に大きく飛躍する企業なども注目できよう。その他にも新商品の世界的な 普及など様々な変化を契機とする企業なども現れてこよう。